嘘を付かない「GPT-4」Claude2 の使い方の解説

2023.11.24

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Anthropicが開発した最新AIチャットサービスである、嘘を付かない「GPT-4」Claude2の使い方について解説します。実際に操作しながら使い方を紹介していくので、Claude2を今すぐ使いたいという方は是非ご覧ください。

【Claude2】嘘を付かない「GPT-4」でできること

Claude2(クロード2)はAnthropicという会社の研究チームによって開発されたAIチャットサービスです。最新のチャットサービスとして注目を集めており、その性能はあの「GPT-4」と同等以上と言われています。

また、2023年初頭までの新しいデータを学習し、精度の高い情報を生成してくれる可能性が高くなっていることから、嘘を付かない「GPT-4」と言われています。

そんなClaude2では以下のようなことをおこなうことができます。

・文章の生成や要約

・ファイルの添付

・コーディング

・グラフの作成

注目すべきは、ライバルであるChatGPTでは有料の機能が、Claude2では無料で使えるという点です。ChatGPTとの違いについても詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

【Claude2】の利用方法

Claude2を利用するには、アカウントの登録を済ませる必要があります。登録にはメールアドレス、もしくはGoogleアカウントが必要です。登録はClaude2のホームページからおこなうことができます。

・メールアドレスもしくはGoogleアカウントが必要

・電話番号の入力が必要

・18歳以上でないと利用できない

上記の条件を踏まえ、利用規約やプライバシーポリシーをしっかりと確認した上で登録をおこなうようにしましょう。

また、先ほども少し触れましたが、Claude2は無料で利用することができます。有料版も用意されていますが、個人で利用すると考えれば一旦は無料版で十分という印象です。

詳しいアカウント登録方法や利用料金による機能の違いについてもっと知りたい方は、以下で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてみてください。

[リンク]

【Claude2】の使い方

登録が完了後、上記のような画面が表示されれば準備完了です。この状態でプロンプトを入力すれば、テキストを生成してくれます。

Claude2は2023年10月16日に日本語対応も完了しているので、日本語でプロンプトを入力することが可能です。ページ自体は全て英語になっていますが、「ChatGPTについて教えて」と指示を出したところ、日本語でテキストを出力してくれました。

ホーム画面を日本語表示をしてみると、このように表示されます。初めて利用する方向けに、お試し用のプロンプトが3つほど用意されているようです。試しに例文のテキストをいくつかクリックしてみましょう。

ファイルを添付して要約

Claude2はPDFなどのファイルを添付することができます。これにより、ファイルに記載されているテキストの要約などをおこなうことが可能です。

試しに「Example: ”Summarize this PDF document”(例:このPDFドキュメントを要約してください)」をクリックしてみると、サンプルで用意された「Brown v Board of Education(ブラウン対教育委員会)」というPDFファイルの要約がおこなわれました。

日本語に翻訳するとこのように表示されています。上手く要約することができているみたいですね。ただ、バグなのかは定かではありませんが、最初から日本語で指示すると上手く表示されませんでした。

もしかすると、英語のテキストは一旦英語で要約してから翻訳、日本語のテキストは日本語で要約の指示を出しても問題ないなど、なんらかの相性が存在するのかもしれません。

コーディングとコードの言語化

Claude2はコーディングの精度が高く、コードを書いてもらったり、コードを読み込んで言語化して説明したりしてもらうことができます。その精度は「GPT-4」以上なんだとか。

対応言語はPython、C#、JavaScript、CSSなどがあり、書いてほしいコードを指示すると一瞬で書き出してくれます。プログラミングに詳しくない方でも、簡単なものであれば作ることができそうですね。

試しにサンプルの「Example: ”Explain how this python game works”(例:このPyton ゲームがどのようにどうさするかを説明してください)」をクリックしてみると、コードを読み取ってじゃんけんゲームの仕組みについて解説してくれました。

こちらも日本語に翻訳した状態で指示を出すと上手く翻訳されなかったので、やはりファイルやコードを添付する場合は、一旦英語で要約してから日本語に翻訳する必要がありそうです。

ファイルやコードを読み込んでの翻訳や言語化などは今後のアップデートに期待と言ったところでしょうか。

まとめ

最新のAIチャットサービス「Claude2」の使い方について紹介しました。今回紹介した内容はほんの一部であり、プロンプトの使い方によってはもっと上手くClaude2を使うことができるでしょう。

添付ファイルの要約が日本語では上手くおこなえないなど、まだまだ改善の余地はあるように感じますが、今後のアップデートに期待したいところです。

とはいえ、英語で要約してから日本語に翻訳すれば問題なく使用できたので、個人利用としてはかなり高性能なAIチャットサービスだと感じました。これを機に嘘を付かない「GPT-4」Claude2を使ってみてはいかがでしょうか。


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